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「こんなこと勉強して何の役に立つの?」と聞かれた時、どう応えるか

関連する記事があるので、先にリンクしておきます。

「こんなこと勉強して何の役に立つの?」と聞かれた時、言葉を尽くせない大人が知性を殺す: 不倒城

 

勉強が何の役に立つのかを全力で考えた。

同じようなことを考えたきっかけが、3,4年前にありまして、当時流行っていた「ドラゴン桜」っていう東大受験を攻略するマンガでした。

 

ボクは学生時代、主要5教科について「すべて丸暗記するもの」だと思っていました。勉強する目的がまったくわかってないんですね。

そういう固定観念が加速したのは高校に入ってから。ほとんどすべての教科で、先生が「ここは丸暗記しておいてください」といっていたように思います。それが毎日毎時間つづきました。

ずっとそのまま高校3年間を過ごすところだったのですが、3年のときの同じくらすに天才がいました。高校入学した時点で、3年分の勉強全部終わってたそうです。「3年分」ってもちろん高校3年間のほうですよ。何かの間違いで同じ科の同級生になったんですが、ボクは勉強がわからなすぎたので、彼からよく教わってました。驚いたことは、いわゆる公式を覚えてなかったんですよね・・・。公式がなぜ成立するのかを本質的に理解してたようです。だから、彼がなぜその式を持ってくるのか、ボクにはまったく理解できない。公式よりも近道の計算式で解くんです・・・。けど説明はわかりやすかったので、よく教えてもらってました。

高校3年になってから、やっと暗記とは違う勉強があるんだな、ってその天才をみて感じたわけですが、時すでに遅しで、高校はギリギリ卒業させてもらった苦い経験がありました。

 

それからずっと、勉強することに対する苦手意識というのか、コンプレックスというか、がありまして、そのまま30代まできました。それを変えるきっかけが、マンガ「ドラゴン桜」にあったんです。

この本のつづき?にあたるビジネス書がありまして、これがいい!この本を読んだときに、「学生時代に知ってたら・・・」と思いましたが、はたしてあの頃これを読んで、「勉強するぞ!」と思ったかどうかはもはやだれにもわかりません・・・

 

もしボクと同じように、「5教科ってすべて暗記勝負だよね」と勘違いしている方がいたら、ヒントがこの本にあるので、一読することをオススメします。 大人になってから読んでも遅くないと感じた本だったので紹介しました。

 

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ぴろきち

ぴろきちです。大阪生まれで大阪育ち。関西人らしくないと薄々感じてましたが、どうやら血は大阪人じゃないようです。環境で大阪人になってもよさそうなのにね。 世界遺産めぐりが好きで特に遺跡に興味があります。他には神社や寺めぐりをして、御朱印集めをはじめてまもない状態。自分のルーツ・人のルーツをたどることが好きで、家系図づくりをしていますが、4世代より前へなかなか進めずにいます。肌が弱いので、タバコの煙が苦手。お酒もほぼ飲みません。 食べ過ぎたりもしたけれど、ぴろきちは元気です。

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