ぴろきちコラム

木の上にボールが

土曜日の夕方の公園。たくさんの子どもたちの集まり場になってる。公園はいつまでたっても重要な役目を持っているようだ。

その中でもひと組の男の子たちがサッカーボールで遊んでいたところ、木の上にボールが、、、引っかかった!!!

大人のボクからみても、これは相当取りにくそうに見える。

慌てた彼らは、石を投げたり、木に登ろうとしたり、何とか落とそうとしたが難しそう。

ふいに、近くで遊んでいた他の女の子たちのボールを取って、投げ始めた。しばらくして、そのボールまで木の上に引っかかった。。。

ペットボトルに水を入れて投げたり、何とか工夫をしていたが、1番の原因になった男の子が諦めて座りだした。考えているようには、ボクには見えない。諦めたように見える。はじめのボールは、偶然引っかかったのではなく、引っかかってほしいかのように遊んでいたのにだ。

 

すると、、、

取られたボールが引っかかった女の子のグループが動いた。

 

少し高さのある木たが、自転車で台をつくって、登ろうというのだ。ちょっと危ない気がするが、止めるほどではなさそうに感じた。

そこから少し時間はかかったものの、無事に2つのボールを落とすことができた。勇気ある女の子が勝ちとった成果だ。きっかけになった男の子は、力なく、だけど「ありがとう」といっていた。
時代を感じた。

こんなところにもヒントは引っかかっていた。

  • この記事を書いた人

ぴろきち

ぴろきちです。大阪生まれで大阪育ち。関西人らしくないと薄々感じてましたが、どうやら血は大阪人じゃないようです。環境で大阪人になってもよさそうなのにね。 世界遺産めぐりが好きで特に遺跡に興味があります。他には神社や寺めぐりをして、御朱印集めをはじめてまもない状態。自分のルーツ・人のルーツをたどることが好きで、家系図づくりをしていますが、4世代より前へなかなか進めずにいます。肌が弱いので、タバコの煙が苦手。お酒もほぼ飲みません。 食べ過ぎたりもしたけれど、ぴろきちは元気です。

-ぴろきちコラム

Copyright© ぴろきち , 2024 All Rights Reserved.