ぴろきちコラム

「好きなことを仕事に」の勘違い例

前回の記事で、「好きなことを仕事にする」の本当の意味は、と書いたのですが、意識朦朧とした中で書いたこともあって、ボク自身が消化不良でした。

「好きなことを仕事にする」というコトバは、
「ずーっと考えていきたいことを仕事にする」が本当の意味です。

このように書いたのは、「好きなことを仕事に」の意味があいまいだと感じていたので、一歩踏み込んで「ずーっと考えていきたいこと」と書きました。

読み返すとこれもあいまいで、わざわざ言い換えたにしては、あまり違いがないので、さらにもう一歩踏み込んでみますね。

 

「好きなことを仕事に」するにあたって、勘違いする例を元にして、書いてみます。前提条件として、「自営業に限る話ではない」です。 お勤めの方も含まれます。

自分でホームページを作成して、アクセス数が増えることで喜びを感じる人。さらに、問い合わせや注文が取れることで喜びを感じる人がいます。

この人が、もっとたくさんのホームページを作りたい!と思って、ホームページ制作の会社へ転職すると同じ気持ちで働くことができません。

 

同じような能力を使うはずなのに、何をするか、を考える部分が大きく違ってきます。前者は自分のため(自分の会社のため)に考えるのに対して、後者は相手のため(相手の会社のため)にと考える必要がでてきます。

進め方や目的が少しだけど違って、しばらくは気がつかないのですが、違和感が徐々に大きくなっていきます。しまいには、モチベーションが続かない、といったことになりかねません。最悪の場合は、元々好きだったはずなのに、観るのもイヤになってしまうかもしれません。この場合に限っては、区別がきちんとできていないだけですけれど。

 

ただ、やってみることで、自分のためにやっていることが好きだっただけでなく、相手のためにやることも意外にいけるかも?と感じる人はいます。どちらかの二者択一ではないんですね。

ものすごく細かい話なのですが、「ずーーっと考えていきたいこと」というレベルになると、自分のために何かをして喜びを感じる人よりも、相手のために何かをして喜びを感じる人のほうが多いような気がします。自分にとって、これが何かを考えることが先決なんでしょうね。

ボクは・・・と書きたいところなのですが、どれにも当てはまらないのと、書けば書くほど文章がおかしくなるので、今日はこの辺で。

  • この記事を書いた人

ぴろきち

ぴろきちです。大阪生まれで大阪育ち。関西人らしくないと薄々感じてましたが、どうやら血は大阪人じゃないようです。環境で大阪人になってもよさそうなのにね。 世界遺産めぐりが好きで特に遺跡に興味があります。他には神社や寺めぐりをして、御朱印集めをはじめてまもない状態。自分のルーツ・人のルーツをたどることが好きで、家系図づくりをしていますが、4世代より前へなかなか進めずにいます。肌が弱いので、タバコの煙が苦手。お酒もほぼ飲みません。 食べ過ぎたりもしたけれど、ぴろきちは元気です。

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