ぴろきちコラム

好きなことで仕事をつくるしかない時代

手に職をつけて、何屋さんとして一生を終える、という時代が終わり、わかりやすい「何屋さん」という仕事はAIに取って代わられるという現実と向き合うことになってきています。子どもだった頃には、大人から手に職をつけるように教わっていたはずなのに、自分が大人になってみると、手に専門職をつけていればいるほど、その仕事がAIに置き換わっていき、今後が危機的状況になるという時代の流れの速さについていけずにいます。1つの職業で人生を終える人は多くなく、複数の職業を渡り歩いていくような時代になっているようなので、職を変化させることのできる人が強い時代ですね。

そうなってくると、AIを作るエンジニアになるか、AIを使うオペレーターになるか、AIに置き換わらない仕事を選ぶかって感じかな・・・いや、こんな選択肢以外にも考えたいところ。

でも、これまでのボクの経験値からいえば、ITとAIの組み合わせを考えて、AIを使う側に行くのが妥当な判断だと思うのですが、そうではなく、AIに置き換わらない仕事を選んでいきたいと考えています。

これ、うまく伝えられないのですが、ITを中心にした仕事よりも、ヒトを中心にした仕事のほうがどうやらボクは好きなようです。IT・AIはあったほうが便利だけど、なくてもヒトが中心になっていることのほうが好きなんだな、って気づくきっかけがずいぶん前にあって、気づきはじめた頃から仕事の考え方もやり方もずいぶん変わったように思うし、ITは使うんですけど、いつのまにかひとりひとりを中心にする仕事の仕方をしていて、人の可能性に注力するようになっています。

 

それで、AIに置き換わらないモノには何があるかを考えていくと、中心にはヒトがあるんじゃないかなと思っていて。昔みた映画の「ターミネーター」や「マトリックス」のようなAIがAIを作り動かす時代が本当にやってくるんじゃないかと、夢物語で済まなくなってきているんじゃないかと思うのですが、ヒトを中心にした何かはAIに置き換えることができないだろうと思ってます。

これを次のサービスにしたいと思って、長い間、想いとアイデアとを温めてきているんですけど、やり方がハッキリしなくて足踏みしている状態が続いています。人から教えたもらった考え方に、「他の人と同じようにしようとするからできないんだよ」というのがあって、自分には自分のやり方があるんだろうなーと思いだしたあたりです。

今存在する職業を選ぶと、今はいいんだけど、あんまり長く持たないような感じがあって、できることなら今は職業として確立されていないけども、これからは確立されるような可能性ある、っていう可能性にかけていきたいと思っています。でも、ここ、エネルギーを本当に注ぎ込んでも注ぎ込んでも、なかなか芽が出ないですね。植えようとしている種は、本当に芽が出るんだろうか?とときどき不安に思いながらも、芽を出してみようと取り組んでいます。

好きなことを仕事に、ってけっこう聞くフレーズだなと思うのですが、時代が求めているのは、好きなことで仕事をつくれる人かなーなんて思っています。

  • この記事を書いた人

ぴろきち

ぴろきちです。大阪生まれで大阪育ち。関西人らしくないと薄々感じてましたが、どうやら血は大阪人じゃないようです。環境で大阪人になってもよさそうなのにね。 世界遺産めぐりが好きで特に遺跡に興味があります。他には神社や寺めぐりをして、御朱印集めをはじめてまもない状態。自分のルーツ・人のルーツをたどることが好きで、家系図づくりをしていますが、4世代より前へなかなか進めずにいます。肌が弱いので、タバコの煙が苦手。お酒もほぼ飲みません。 食べ過ぎたりもしたけれど、ぴろきちは元気です。

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