健康・病気・治療

医者を知ることで通院回数と医療費が半分になった人の話

お医者さんの労働環境ってものすごく過酷なんですよね。ボクらが思っている以上に、ドラマやマンガでやっている以上に、大変な仕事で、世の中の役に立つっていう職業だと思って尊敬しています。

もしかしたら、これを読んでいる方も、同じようにお医者さんを尊敬していて、すごい職業だと感じているのかもしれませんが、ここに落とし穴があります、という話を今回は書いてみます。

 

小学生の頃から発症して、中学の途中から急にひどくなったアトピーを理由に、ありとあらゆる汗をかく行動を避けて引きこもった結果、生活習慣病まわりの病がボクを苦しめて、けっこう広範囲な科で病院にいきました。

ふつうに風邪ひいたときも、もちろんいってました。市販の薬はやさしさでできてないし、むしろ・・・もごもご。

 

素人の中では、病院の位置づけにずいぶん詳しくなってきたと思うので、勘違いしていた過去のボクと、まだあまり詳しくない方にノウハウを伝授してしまおうと思います。知らないだけでホンマに損してきたので。あ!知らないだけで損するっていうポイントは、ススムワークと似てるとこあるかも。

 

まず身体の調子が悪くなったときって病院にいきますが、どこの科にかかればいいのかわかりづらいものってあると思うんです。多くは調子の悪い部位がある科の外来にいきますね。これは間違ってないと思います。

その日の当番のお医者さんが対応してくれますが、このお医者さんが解決してくれると思い込んではいけないんです。医者も人なので、万能ではないし、ましてや神様ではないので、ひとつひとつ仮説検証をしていくだけなんですね。たいていの場合、尿検査と血の検査をするでしょうか。

その結果をみて、お医者さんはどう考えるかというと、別の○○科のほうがたぶん適してますよ、とは絶対に言いません。「自分の科の中でなら、こういう治療になります」という説明を、「自分の科の中でなら」という前提条件を口にしないで進めます。

 

そのときの治療内容や処方された薬で、自分自身が「お医者さんがいってるんだし、これでたぶん治るんだろう」と思い込んでしまったら、ハイ、通院1回の損です。もう一度予約をとって、通院して、1時間ほど待たされて同じような診察をうける時間を使うことになる可能性がとても高いです。

 

お医者さんはその科での専門家ですが、患者の細かい状況を把握していません。またお医者さんは、だれもが知っている通りものすごく多忙なんですね。なので、お医者さんのほうから丁寧に、ひとりひとりに聞いて診察することは物理的に不可能なんです。

こういった環境があって、お医者さんは自分の専門領域で目の前の患者を治療しようとする傾向が強いです。ある程度これは仕方ないことだと思います。さらにお医者さんも人間なので、ひとことふたことのコトバが足りないことは、よくあります。ボクの感覚では毎回コトバ足らずだと考えています。

多忙な中で、コミュニケーションのスキルを学びに行くのと、医療の学会に出るのとだったら、どっちに出るかを考えれば答えがわかりそうです。

 

だから確認していないことを、自分の解釈や妄想で、「お医者さんがやってるんだし間違いないよね」って思ったらいけないんです。

お医者さんもふつうの人です。わからないことは、その場で、遠慮せずに、質問しましょう。それだけでムダに処方される薬が減ります。すると、ムダな診察が1回減るので、通院回数も減ります。お医者さんも診察が1回減って、本質的にはバンザイのはず。他の患者さんも待ち時間が減って、みんな幸せになるはずですね。

言い方には気をつけましょうね☆

  • この記事を書いた人

ぴろきち

ぴろきちです。大阪生まれで大阪育ち。関西人らしくないと薄々感じてましたが、どうやら血は大阪人じゃないようです。環境で大阪人になってもよさそうなのにね。 世界遺産めぐりが好きで特に遺跡に興味があります。他には神社や寺めぐりをして、御朱印集めをはじめてまもない状態。自分のルーツ・人のルーツをたどることが好きで、家系図づくりをしていますが、4世代より前へなかなか進めずにいます。肌が弱いので、タバコの煙が苦手。お酒もほぼ飲みません。 食べ過ぎたりもしたけれど、ぴろきちは元気です。

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