ぴろきちコラム

公私混同してましたが、やめました

長年2つがくっついて離れなかったんです。そもそもくっついた状態を、ボク自身が望んでいました。だけど、とんだ勘違いだとわかったのでやめました。

2012年に置いてきたので、今年はもう離れています。

 

ボクの働き方だと、あらゆる面で公私混同してるほうが、お客様も家庭もボクもうれしいはず!と考えてました。だけどこれを続けてきた結果、ダメだったんですね。公私はわけたほうがいい。

 

公私混同することで、提供できたこと1番は時間だったのかな。できる限り24時間対応に近づけたいと思ってやっていました。できる限り、限界まで何時でも対応してました。そしてそれは、だれにとっても良いことだったんです。

だけどこれでは、短期的にはよくても5年10年と続けていくうちに歯車のどっかがおかしくなっていきました。

 

ボクが得られたものは、何だったのかな。場所からの自由、時間からの自由だったのかなあ。働く時間をあいまいにして、遊ぶ時間をあいまいにして、逃げていただけなのかもしれません。

 

 

何がダメだったのか?

ボク自身が判断に迷うようになっていったんです。

 

ボクを突き動かす原動力「ルーツ」で考えると、会う人会う人を好きになっていきます。そして何かできないか、困っていることを解決できないか、、、と考えていくうちに相談されることが増えていきました。

そして、それを個人のボクがサポートしているのか、公のボクがサポートしていくのか、混乱していきました。時間とお金との使い方、どんどん混乱していきました。単に忙しくしているだけ。さらに家族との時間や、お客様対応を後回しにするなど、優先すべきことを後回しにして、人とのつながりを維持しようとしていました。

ルーツを軸にものごとを考え、公私混同した生活だと、近しい人たちばかりを犠牲にしてしまっていることに気づきました。この状態でけっこうな期間を過ごしていたのですが、睡眠時間が短くなり、ストレスやイライラが増えました。体力も落ちました。判断や提案の切れ味も鈍くなっていきました。

これでは続かない・・・。大切な人たちを大切にできないんです。

 

そこで公私をわけて対応することにしたところ、時間の使い方が大きく変わりました。費用の話を1番先にするようになりました。「ひょっとしたらだれからも相談がなくなって、仕事がなくなってしまうんじゃ・・・」という不安がありましたが、バタバタしていただけの時よりも、むしろ依頼が増えている状態です。

「私」にさく時間はほとんど育児や家のことに費やしているため、時間にあまりはありませんが、本当につながっている方とは少し先の未来で再会できるはずです。今は本当にボクを必要とする方にだけ、仕事として時間を割くようにしました。冷たい判断基準だなと感じるボクもいますが、昨年よりとても落ち着いて仕事に取り組むことができています。結果的に、本当に必要とする方から求められ、大切にしたい人を大切にできています。

 

決めると変わる。行動するともっと変わる。

どこから手をつけますか?

  • この記事を書いた人

ぴろきち

ぴろきちです。大阪生まれで大阪育ち。関西人らしくないと薄々感じてましたが、どうやら血は大阪人じゃないようです。環境で大阪人になってもよさそうなのにね。 世界遺産めぐりが好きで特に遺跡に興味があります。他には神社や寺めぐりをして、御朱印集めをはじめてまもない状態。自分のルーツ・人のルーツをたどることが好きで、家系図づくりをしていますが、4世代より前へなかなか進めずにいます。肌が弱いので、タバコの煙が苦手。お酒もほぼ飲みません。 食べ過ぎたりもしたけれど、ぴろきちは元気です。

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